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2000年5月にダージリンに行ってきました。訪問させてもらった茶園は、チャモンとアンボーティアの二つです。 まぁ、日本でこうやって通信販売で紅茶を売るだけなら、わざわざ費用と時間をかけてインドの辺境の地ダージリンまで行く必要はなかったのですが、行った理由の一つに、どんな人たちがどんなことを感じながら考えながらお茶を作ってるのか知りたい、ということがありました。 茶園には、世界中から毎日のようにたくさんの人が訪れます。そんな中で一人で来た、よく素性も知れない日本人の僕に茶園の人々は丁寧に接してくれました。 はにかみながらも写真を撮らせてくれた茶摘み(元)娘の皆さん、バイクの後ろに乗せて案内してくれた(おせっかい)アニール、疲れた体で有機栽培について熱く語ってくれた副マネージャーさんなどなど、いろんな人に会うことができました。 僕が、彼・彼女らと接して感じたことは、当たり前ですが、みんな一生懸命働いている、もっと言えば一生懸命生きているということでした。 もちろんインドだけでなく、どこの国の人々も生活のために一生懸命仕事をしているんですけど、茶園の人たちは、皆自分の仕事に誇りを持っている、日々、お茶を作ることに手ごたえと充足感を感じて働いているように思えました。 当店で販売しているのは、10以上の茶園のものですが、サンプルで良いお茶を飲んだときは、ダージリンで会った人々の顔が目の前に浮かんできます。 (山内) |
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