先週号のコラム『ティーカップの味わい』で、精神的・時間的な余裕があるときに、ティーカップとソーサーを使ってゆったり紅茶を楽しんでみては? と書いたところ、お便りをいただきました。ご本人の承諾が得られたのでご紹介します。(一部略)
>こんにちは。紅茶屋くもりぞらさんのメルマガ
>は毎週とても楽しく読ませてもらっています。
>アンケートでは、「コラム」に一票を入れさせ
>てもらいましたよ。
>私は32歳で、4歳の子供のママ兼会社員をして
>います。朝6時半に起きてダンナと自分のお弁
>当を作ります。子供を託児所に連れて行くの
>は、ダンナがやってくれるのでとても助かりま
>すが、帰りは私が迎えに行かねばならず、仕事
>の納期が近づいて職場が殺気立っているときで
>も、途中で抜けることになったりしていろいろ
>大変です。(^^;
>
>家に帰ったら洗濯やら何やらとやることが山積
>みで、年度末の3月は家の中は荒れ放題・・・。
>気づけばつい4歳の娘をささいなことで怒ったり
>して、よく自己嫌悪しています。4歳の子にこぼ
>さずきれいにご飯を食べるなんて無理なのに
>ね・・・。
>
>そんな風に自分でも「あー私って疲れてる、カ
>リカリしてる」って気づいたときは、忙しいと
>きでもゆっくり時間をかけて紅茶を淹れること
>にしています。いつも使っているのとは違うお
>気に入りのティーポットとカップを取り出して、
>お湯を沸かすときは、他に何もしないでレンジ
>の前でただボーっとしてます。
>
>それでちょっと高めのダージリン(去年買った
>ファーストフラッシュ!)を飲みます。紅茶が
>おいしいせいか、それとも「儀式」が癒してく
>れるのかわかりませんが、0分くらい時間をかけ
>て何も考えずに紅茶を飲んでいると、気分がリフ
>レッシュされるんです。
>
>ガテさんが「コラム」で書いていたのとはちょっ
>と意味合いが違いますけど、「ティーカップの味
>わい」には、んなこともあるんですよ。
>
>P.S.「未来少年コナン」は私も見てました。大好
>きでした。供が大きくなったら、ビデオで一緒に
>見るつもりです。
なるほど。余裕がある時ではなく、忙しい時だからこそ、お気に入りのポットとカップでゆったり紅茶を飲む時間が必要なんですね。どちらにしろ、紅茶と紅茶を淹れるという行為は、時に人を癒してくれるのだと思います。(山内)
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