前回メルマガ臨時号の「編集後記」にも書きましたが、先日、お盆休みを利用して横浜に遊びにいらした、関西にお住まいのお客さんAさんと「オフ会」※をしました。
一般的なオフ会では、夕方に集まってお酒が飲めるところに移動するのが多いのでしょうが、しかしそこは紅茶屋さんの「オフ会」。
昼の2時から田園都市線・青葉台駅近くの喫茶店で、お茶とお菓子だけで交流。非常に健全です。
僕とくもりぞらさん、そしてAさんで、紅茶、ジャスミン茶、プーアール茶、中国緑茶(名前を失念)を注文し、三人で香りと味についてあれこれと品評しつつ、楽しく飲みました。
特に僕とくもりぞらさんは、日頃中国茶には縁が薄いので、ここぞとばかりにガブガブ飲みまくりです。中国茶は種類が豊富で、特に香りがイイですね。
それで、喫茶店から出るとまだ時間があったので、そこから歩いて15分ほどの事務所へ行くことになりました。
むさ苦しい所なのでAさんには申し訳なかったのですが、紅茶だけは豊富にあるので、早速お茶会を再開です。
くもりぞらさんが集めた自慢のポットとカップでダージリンを淹れたところびっくり! なんと味らしい味がほとんどないのです。
初めは、その紅茶に問題があるのかと他の種類を淹れてみたものの、どれを飲んでも大差ありません。これは僕だけでなく、くもりぞらさんも同意見でした。
それで、試しに市販の缶入り緑茶を買ってきて飲んでみたところ、やはりこれにも味がまったく感じられない‥‥。
これはお茶の問題というより、飲む側の人の体調が原因だとしか考えられません。
いろいろ考えた末、どうやら直前に喫茶店で濃い中国茶を飲み過ぎたせいではないか、という結論に至りました。
商品の紅茶に問題があるわけではないことが分かって、ホッとしたものの「味覚がまた元に戻るのか?」とすごく不安になりました。(くもりぞらさんは涼しい顔をしていましたが。)
結局、その後二日ほどお茶類を断ったところ、あっさりと舌の感覚が正常に戻りました。
素人判断ですが、これは体内に一定以上のお茶の成分(カフェインか何か?)を取り込んだため、「もうこれ以上は処理できないよー」という体からのサインだったのでしょう。
今回の件は、急性アルコール中毒ならぬ「急性お茶中毒」といったところでしょうか。何事もほどほどに、ということですね。
※オフ会‥ネット上の繋がりは「オン
on」の関係。ネットから離れて実際に対面する集まりを「オフ off 会」と言います。
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